HOME'Sの運営会社、株式会社ネクストの「ソーシャルメディア活用ガイドライン」が素敵。
会社には就業規則以外にもさまざまな規程があります。その中でも昔はなかったけど最近はかなりメジャーとなりつつある規程があります。それは「ソーシャルメディアに関する規定」。
目次
SNS時代の会社の規程
FacebookやTwitterなど、個人で情報を簡単に発信できるようになりました。このブログだってそうです。そうすると、やはり心配になるのは社員のインターネット上の発言。
SNSによるトラブルは全国ネットでニュースになる時代ですから、方針や規程を周知する会社も増えてきています。
私の経験則ですが、IT系ベンチャー・スタートアップの会社ってこの辺り結構ゆるいような気がしています。「ITで生きている人たちなんだから、わかってるよね」という抑止が働くのかな?もしかしたらこういった規定があることを知らなかった!だったり、そもそも規程の作成に追いついていないという場合もあるかと思います。
IT系でも社員数が多かったり、IT系以外の業種だったり、アルバイトさんが多い会社のほうが整備が進んでいるようなイメージです。
で、このブログを始めるにあたって会社の規程有無に関わらず、免責事項的な言葉を書いておきたいなと思いまして、なんとなく言葉を頭の中で紡いでみたのですがなんだかスッキリした日本語にならず。。。
ググっていたところ素敵なソーシャルメディアガイドラインを発見。
参考にしたいソーシャルメディアガイドライン
不動産・住宅情報の総合サイトで有名な「HOME'S」の運営会社、
株式会社ネクストさんのソーシャルメディア活用ガイドライン
会社がソーシャルメディアをどういった位置づけと考えているか、従業員に何を知っておいてほしいかがとても協調性のある言葉でまとめられています。
素敵ポイント1.従業員への信頼と会社の想いを伝える。
8項目にあふれています。
基本8項目
(1)必要に応じて素性を公開し、ネクストグループに所属・関係している事実を明示しましょう
(2)個人の意見であることを明示した免責文を記載しましょう
(3)企業の一員としての自覚と責任をもって情報発信しましょう
(4)間違いはすみやかに認め、訂正しましょう
(5)返答が必要とされる場合は、迅速に対応しましょう
(6)多様性を認め、他者への敬意を払い、ソーシャルメディアの一参加者として良識ある言動を行いましょう
(7)付加価値のある情報発信を心がけましょう
(8)ネクストグループやネクストグループが提供する商品、サービスへの言及については、必要に応じて関係部署に共有してください。
http://www.next-group.jp/corp/media/socialguideline/
素敵ポイント2.ソーシャルメディアの影響に対する共通認識をもつ
とても簡潔な言葉で、SNSの特徴、「だから気をつけてね」を伝えられています。
一方で、ソーシャルメディアは不特定多数の利用者のアクセスが可能であり、長期にわたって記録が残るため、個人による情報発信であってもネクストグループの事業運営に少なからぬ影響を及ぼす可能性があります。
http://www.next-group.jp/corp/media/socialguideline/
(別途で社内規定「公式メディア運用ルール」もあるようです。)
まとめ
ソーシャルメディアの重要性を会社がきちんと理解し、従業員にどうしてほしいかを伝える姿勢がとても良いなと思いました。
これから規程を作成されようとしている会社さんはご参考にされてはいかがでしょうか?